3月21日から22日にかけて、ハノイのKSEオフィスで、日本の産総研 の上級研究員兼マネージャーである大崎仁先生との会見を歓迎し、懇談することができて光栄です。大崎博士は2009年から2013年まで産総研で働いていたTang Nguyen博士とNgoc Do博士のグループリーダーでありマネージャーです。
会議では大崎さんが日本の産業界における現在の研究の方向性、例えば ソフトウェア工学、ソフトウェア検証、AIアプリケーション、IoTと組み込みシステムのセキュリティ保証について紹介しました。彼はまた彼の研究グループの最近の研究開発プロジェクトを紹介しました。その一方で、KSEメンバーも研究開発グループとAI研究開発、ソフトウェアQA、自然言語処理、組み込みシステムなどの主要な研究テーマについても紹介しました。会議の後、KSEは産総研のグループと協力する機会があります。日本企業は大崎博士に推薦されました。
産総研について:
国立研究開発法人産業技術総合研究所は、我が国最大級の公的研究機関として日本の産業や社会に役立つ技術の創出とその実用化や、革新的な技術シーズを事業化に繋げるための「橋渡し」機能に注力しています。そのための体制として産総研のコア技術を束ね、その総合力を発揮する「5領域2総合センター」があり、全国11か所の研究拠点で約2300名の研究者がイノベーションを巡る環境の変化やそれらを踏まえて策定された国家戦略等に基づき、ナショナルイノベーションシステムの中核的、先駆的な立場で研究開発を行っています。また世界各国の主要研究機関と包括研究協力覚書(MOU)を締結するなど、積極的にグローバルネットワークも構築しています。
Website: https://www.aist.go.jp/